2023年2月のお話 『白ご飯とお味噌汁』

2月のお話 『白ご飯とお味噌汁』

パリオペラ座バレエ学校へ入学した11歳の生徒へ会いに行ってきました。渡仏して一カ月ほど経過。何が食べたい?お寿司?ステーキ?ラーメン?レストランに入ると白ご飯とお味噌汁でした。それだけが1番食べたかったとの事。豪華だから高いからご馳走かと思っていたら今一番食べたい物が一番のご馳走なのですよね。思わずこちらのエゴの優しさを押し付ける所でした。
相手の立場にたって今に目を向ける事の大切さ、今を大切にしていたら今日という人生が充実していくという肝心な事を教えてくれました。

2023年1月のお話 『プリエ』

謹賀新年
卯年だけにぴょ〜んと飛躍の年になります様に。
この1/15()にチコバレエアカデミー全員でコッペリア全幕を披露します。これまでみんなでリハーサルしてきた集大成になる発表会です。これまでたくさんの準備期間がありましたがそれがたった一回で終わってしまうのが勿体無い、寂しいと感じてしまうほどですがこの準備期間をバレエ用語に例えるなら『プリエ』(膝を曲げて準備するポーズ)と言えるのかなと思いました。準備7割本番3割と呼ばれる舞台仕事。バレエ界では『プリエを制するものはバレエを制する』といわれている程です。このプリエがあるからこそ飛べるし回れるし留まれるのです。プリエの様に充分に引きの年にしながら大きく遠くまで生徒達が跳べます様に。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

12月のお話『度胸、太っ腹、運』

度胸、太っ腹、臨機応変、融通、余裕、運

これらは何から生まれものでしょう??本や知識からは得られません。参考書はないのです。『経験』でしか得られません。
榊原記念病院の高橋幸宏先生の著書『7000人の子の命を救った、心臓外科医が教える仕事の流儀』より

また、『経験は何よりの先生』という言葉もあるように何事も経験から得ることは大きいですね.知識だけで頭でっかちにならない様に気をつけたいです。

11月のお話 『カタカナの力』

訳の分からないものを一旦保留にできる
分からない事をそのままにする力を大事にする。きっと先人の日本人はそうやってきたのだと思います。

ネガティブケーパブリディとはこういう事なのでしょうね。

雑念が湧いたら一旦カタカナみたいに接する。保留にしておいてみる。そんなカタカナ力アリガタイ

キョウハキョウノカゼガフク

10月のお話 『ありがとう』

9月の5週目休みを利用して16年間お世話になった壁ちゃんを張替える事になりました.皆その壁に一言‼︎そしてあっという間に美しい壁へと変身を遂げました.
今までありがとう。『ありがとう』と言う言葉は過去に対してだけと思っていましたが新しく綺麗になった壁を見たら新しい壁さん来てくれてありがとうこれからも見守っていってください。未来に向けてもありがとうといえるのだなと気が付きました。未来があるって希望があるって言うことですものね。明日の未来に向かって『ありがとう』

今度はほんのり藤色🪷

9月のお話 『バレエ運動会』

『バレエ運動会』

一年に一回のバレエ合宿(小学高学年以上)は気が付けば今年で11回目.海で本当の⁈ビーチバレエをやったり、雨の中で山に登ったり、(先輩が仕掛けた)お化け屋敷でチビったり、そして今回は中禅寺湖のスワンボートで漂流したりと毎回本気の遊びをやってきていました。そして毎回欠かさずバレエ運動会を開催するのですが今年が一番激しかったです。その中でも バレエリレー。バレエのパ(振り)でタスキを繋ぐ白熱戦。飛んだり、回ったり,かと思えば地味に足でボールを捕まえたりと凹凸の激しい内容でした。生徒間での距離がグッと縮まった瞬間でした.競争は団結力を上げてくれるエッセンスでもあるのですね。とにかく全員大怪我する事なく無事に帰ってこられて良かったです。

ただの日記になってしまいました。9月発表会に向けての練習始まります。頑張りましょう

8月のお話『パリ・オペラ座バレエ学校』

8月のお話
この夏、生徒がパリ・オペラ座バレエ学校サマーに合格しましたので入寮まで引率に行って参りました。東京が37℃の頃パリは13〜25℃で快適な夏を過ごさせて頂きました。(日差しの痛さは日本より勝るが…)しかも夜10時過ぎまで明るいので活動時間が長くなり何だか得した気分になりましたv
エリザベットプラテル先生にもお会いする事が出来て夢の様な世界だった事が現実に叶えてくれた生徒に感謝です。
クラスは全てフランス語。本人は仏語を勉強していったので張り切って仏語で質問したら解らない仏語だらけで結局英語で説明を頂いたと笑 バレエの他にキャラクター、コンテ、テクニッククラスなど受けられた様 食事は日本では考えられない位大量の食事をしたらしいのですが1日中踊っていたので帰国後2㎏ぐらい太ったかなと思ったら200g位の増加でおさまったそうです。グラム単位での調整さすがですね。他にも手の挙げ方、各国の生徒の母国語、フランス祭でのダンス、エッフェル塔巡りのリバークルーズなど遊びも満載だった様で刺激が満載のサマースクールでした。新しい道のりを切り開いて行ってくれた事に感謝です。後輩達が続いて行けます。いつの時代も開拓者は大変ですが得るものも大変多くあると思います。私は先生と言う立場ですが生徒から学ぶ事の方が多いです。よくチャンスを掴めと言うけれど彼女に場合はチャンスが向こうからやってきたと言う感じです。本当に毎日努力をしていて自分なりの努力ではなく、誰が見ても努力し続けていました。トレビアン‼︎ 見習います。メルシーボーク🇫🇷

7月のお話『テスト落ちる』

7月のお話

毎年の事ですが、6月最後にこの新学期3ヶ月間のまとめテストがありました。全員マスクを外し笑顔の審査もあり久しぶりに皆のお顔が見られてとても嬉しかったです。本当にお顔って口元で決まるのですね。皆口角が上がっていて幸せ顔してこちらも幸せを頂けました。

また、テスト時間にはテスト内容を覚えていない生徒が居たのですが立ち止まってしまっていたら他の生徒達がみんなで一緒に動き出してその子をフォローしてくれ出した様に感動でピリっと審査をしながらも私はマスクの中では涙、鼻水じゅるりでした。
今回のテストで不合格だと下のクラスへ落ちるのですが、周りからは可哀想と言う声もチラホラ耳に入ってきましたが落ちたら可哀想なんて思う方が可哀想です。その子の事を思えば一度下に落ちてお姉さんと言う立場に戻れる事により自信を取り戻したり、出来なかったパ(振り)が出来る様になったりとむしろ落ちた方がラッキーです。同じ出来事でもその時の状況をどう捉えるかによって人生は大きく分かれてくると思います。

6月のお話 『16年間担任』

お陰様でこの66日でチコバレエアカデミーは16周年を迎えます。今日まで継続してこられた事、皆様に感謝申し上げます。

よく考えてみると小(6)中(3)高(3)大学(4)の合計が16年間なのですね。こんなに長い間担任でいられる学校は無いのだろうなとふと思った本日。そう思うとバレエの先生業は生徒達と共に成長させて貰える何と幸せなお仕事でしょう。ただ私は今までこの業を仕事とと思った事がないのです。ごくごく自然に当たり前の流れで来ておりました。私にとっての「仕事」はPCを打つとかBluetoothに繋げるとかそういった苦手な業務が仕事と感じています。。第一期生が現在大学2年生になり成人を迎え同じ大人になりました。ここからは成人した彼女達の新しい道のりを共に開拓して行きたいなと思っています。誰かに流されたり、何かに振り回されたりするのでは無く我々が台風の目になって周りを巻き込んで行くくらいの底力を身につけてしなやかという本当の力強さを持って歩んで行ける新しい形のバレエ教室で在りたいと改めて思ったそんな6月です。

5月のお話 『何回できるか』

新学期を迎え1ヶ月が経ちました。4月末の見学日にはたくさんの親御さん達が我が子の成長ぶりに喜びのお声を頂け私共も嬉しかったです。

毎回同じ場所で同じ音楽を聴き、同じ言葉を浴び、同じ動きをする事によって技が身に付きます。ガチャガチャしていた行動や言葉も徐々に同じルーティンワークに落とし込む事によって心と体が整ってきます。このルーティンワークができるという事が実は日常生活において一番難しい事ではないでしょうか。(それを飽きさせない指導力が必要ではありますが)さらにはそのワークを何百回何万回続けられますか?

回数ではなく時間で言うと一万時間の練習を費やせばモノになると言われています。

今年は『出来る』を増やしていきましょう♪

4月のお話 『答えは過去にある』

コロナや戦争、人間関係や進路の悩みなど様々な問題が起こりますが未来はどうしたら良いの?と頭を抱えそうになりますが、クラシックバレエつまり古典の世界に身を置いている人間としてそれらの答えは過去にあるのでは?と思える様になってきました。今までは先がわからない事が不安となりそれが不満に変わり爆発していましたが(謝)学習能力が付いてきたのでしょうか、「答えは過去にある」と気が付きました。すると面白いもので焦りというのが無くなりますね。そんな発見があっての新年度を迎える事が出来ました。
今年度、新しい講師もお迎えしてバージョンアップして参ります。

3月のお話 『知識と知恵の違い』

知識は頭を通して得る事
知恵は体を通して体得するもの

留学時代おむすびをよく作っていました。外国のお友達に教えましたがうまく作れないのです。私の手には知恵が宿っているなと思いました。体が覚えているのですね。繰り返し繰り返し頭(知識)で考えるのではなく身体(知恵に変えていく力を 練習し鍛えて行きたいものです。
2月の学年末テストお疲れ様でした。皆、緊張で引き締まった表情、背中がとても美しかったです。クラスが落ちる子上がる子それぞれに今自分に必要な事を繰り返し繰り返し体に形状記憶させて行きましょう。4月からのクラス分けお知らせ今週お手紙お渡しいたします。お楽しみに。