6月のお話 『16年間担任』

6月のお話 『16年間担任』

お陰様でこの66日でチコバレエアカデミーは16周年を迎えます。今日まで継続してこられた事、皆様に感謝申し上げます。

よく考えてみると小(6)中(3)高(3)大学(4)の合計が16年間なのですね。こんなに長い間担任でいられる学校は無いのだろうなとふと思った本日。そう思うとバレエの先生業は生徒達と共に成長させて貰える何と幸せなお仕事でしょう。ただ私は今までこの業を仕事とと思った事がないのです。ごくごく自然に当たり前の流れで来ておりました。私にとっての「仕事」はPCを打つとかBluetoothに繋げるとかそういった苦手な業務が仕事と感じています。。第一期生が現在大学2年生になり成人を迎え同じ大人になりました。ここからは成人した彼女達の新しい道のりを共に開拓して行きたいなと思っています。誰かに流されたり、何かに振り回されたりするのでは無く我々が台風の目になって周りを巻き込んで行くくらいの底力を身につけてしなやかという本当の力強さを持って歩んで行ける新しい形のバレエ教室で在りたいと改めて思ったそんな6月です。

5月のお話 『何回できるか』

新学期を迎え1ヶ月が経ちました。4月末の見学日にはたくさんの親御さん達が我が子の成長ぶりに喜びのお声を頂け私共も嬉しかったです。

毎回同じ場所で同じ音楽を聴き、同じ言葉を浴び、同じ動きをする事によって技が身に付きます。ガチャガチャしていた行動や言葉も徐々に同じルーティンワークに落とし込む事によって心と体が整ってきます。このルーティンワークができるという事が実は日常生活において一番難しい事ではないでしょうか。(それを飽きさせない指導力が必要ではありますが)さらにはそのワークを何百回何万回続けられますか?

回数ではなく時間で言うと一万時間の練習を費やせばモノになると言われています。

今年は『出来る』を増やしていきましょう♪

4月のお話 『答えは過去にある』

コロナや戦争、人間関係や進路の悩みなど様々な問題が起こりますが未来はどうしたら良いの?と頭を抱えそうになりますが、クラシックバレエつまり古典の世界に身を置いている人間としてそれらの答えは過去にあるのでは?と思える様になってきました。今までは先がわからない事が不安となりそれが不満に変わり爆発していましたが(謝)学習能力が付いてきたのでしょうか、「答えは過去にある」と気が付きました。すると面白いもので焦りというのが無くなりますね。そんな発見があっての新年度を迎える事が出来ました。
今年度、新しい講師もお迎えしてバージョンアップして参ります。

3月のお話 『知識と知恵の違い』

知識は頭を通して得る事
知恵は体を通して体得するもの

留学時代おむすびをよく作っていました。外国のお友達に教えましたがうまく作れないのです。私の手には知恵が宿っているなと思いました。体が覚えているのですね。繰り返し繰り返し頭(知識)で考えるのではなく身体(知恵に変えていく力を 練習し鍛えて行きたいものです。
2月の学年末テストお疲れ様でした。皆、緊張で引き締まった表情、背中がとても美しかったです。クラスが落ちる子上がる子それぞれに今自分に必要な事を繰り返し繰り返し体に形状記憶させて行きましょう。4月からのクラス分けお知らせ今週お手紙お渡しいたします。お楽しみに。

2月のお話 『音楽を観にいこう』

大雪の日のお勉強会から早1ヵ月が経とうとしております。皆さまご来場、そして生中継のご観覧有り難うございました。

ご来場のお客様から嬉しいお言葉をいただきました。

チコバレエアカデミーの勉強会は毎回音符が見えるので舞台を観に行こうではなく、いつも音楽を観に行こうと思うのです♪とおっしゃって頂きました。まさに『見える音楽』これは師匠から『踊りとは見える音楽である』と言われ続けていただけに嬉しかったです。
又、生徒からは『私バレエ好きじゃないんだ』「えっ?嫌いなの?」『ううん、大大大好き‼︎』と。これまた最高に嬉しかったです。

好きを仕事に出来ている事有難く幸せです。(好きな仕事をするのが一番のブラックとも言われておりますが笑)バレエを観に行こう、よりも音楽を観に行こう、と言われ続けられる様にガンバレエ🩰

2022年 寅年 1月のお話 『有名と一流は違う』

あけましておめでとうございます。寅年だけに様々な事にトライしてゆきたいと思います。

この16()に一年間の集大成になるお勉強会があります。その為に全体リハーサルで大勢の人が集まる中で見えてくるものがありました。それは人によって態度を変える方がいらっしゃるという事です。それではどうあがいても一流にはなれないのではないでしょうか。有名になりたいと思い研鑽を積み勉強をしているかもしれませんが有名になったからといって一流かといえばそれはイコールではないと思います。有名な方でも権利を振りかざし横柄な態度をとってしまってはとても一流とはいえないのではないでしょうか。有名ではなくとも一流の方はたくさんいらっしゃいます。

チコバレエアカデミーはそんな裏表の無い一流を目指し子供達を育てて参ります。

高みよりも深みを目指して今年も講師一同生徒と共に精進してまいります。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

12月のお話 『起きている事は全て正しい』

先日僧侶からこの言葉を聞いた時、そんなはずはないと思っていましたが冷静に考えてみると妙に納得してきました。どんな事が起きても「そうなんだ、そういうものだ」と一度心の中で唱えて「観察してみる」と良いと言われました。この観察といういわゆる「見る」という行為は、合計で18もの漢字があるらしい。見えるものも見えないものも自分で歪ませてしまいがち。一度全てを受け入れてみるとニュートラルな感覚が甦ってくる。そんな風に自分とまた生徒達と向き合っていきたいと思います。
現在在る生徒達に先生方。出会えた事は全て正しいのですね。このご縁に感謝してそしてこの一年が終わろうとしている所まで来られたことに感謝してまた来年もさらに良い年にしてゆきましょう。
まずは年明け1/6木の勉強会に向けて体作りと心作りを頑張って行きましょう♪
皆さま今年も一年有難う御座いました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

チコバレエアカデミー  主宰 山本千湖 2021

11月のお話 『自信とは「出す」ものではなく「出る」もの』

よく『自信を出して‼︎』と言われたり言ってしまいがちですが日々指導してきて思う事は自信とは滲み出るものだなと感じます。特に我々表現者はよりその事を思い悩んだりもしますが引いて考えると簡単な事だなと気がつきました。それは滲み出るまでまだ努力が足らないという事なのですよね。ただ立っているその佇まいだけで自然に自信が滲み出る そんな人間になれる様研鑽を積んで参りたいと思います。
※先日の総会でそんな親御さん達をお見かけして刺激を受けました。

10月のお話『私とは?』

哲学者オルテガは『私とは 私と私の環境である』と定義している。この『環境』が「私」を創っているのですね。当アカデミーではまさに環境作りに重きを置いております。愚痴を言う、人のせいにする、誹謗中傷する人など、うちの環境にそぐわない方は辞めて頂きます。といきなり厳しい事を申しますが親御さんが気持ち良くうちに我が子を預けて頂く為にも常に気を張って心地よい環境作りを心掛けて参ります。
バレエのスキルだけどんなに良くても人間としての根本が腐っていたら、、そんな人の踊りを見たいでしょうか?
表裏のない人に育って欲しいです。
皆さまどうかチコバレエアカデミーの通気性のよい環境作りにご協力をお願い致します。

9月のお話『本物の指導力とは?』

チコバレエアカデミー では障害を持った生徒さんと一緒に通常のレッスンをしています。その内の一人の生徒の就職についてある会社さんへご見学に伺いました。その会社は90名社員がいる内の70名が知的障害者という80年も続いている素晴らしい会社でした。その社長さんの貴重なお話を頂けました。

『本物の指導力とは?障害者でもわかるように説明をする。そのうちに「できる」が増えていって彼らは自信につながる。説明してそれで相手がわからない、理解ができない、と言うのは相手の理解力が乏しいのではなく指導者の指導力が乏しいからです。時計が読めないなら砂時計をおけば良い。デジタルが読めないならアナログの測りにすればよい。字が読めなければ色で教えれば良い。そんな風に工夫しながら80年会社が存続してこられました。障害者でも定年まで働いてくれた社員もおります。障害者でも自立する事は可能です。繰り返し繰り返し繰り返し諦めないで工夫をしながらやれば出来るのです。そしてこのコロナ禍で新しい未来を切り開いて新しい事にも挑戦して行ってみる。そんな会社です』
と話されたらその母上が

『この子を産んで本当に良かったと思えた瞬間でした』

と、、、私はこの言葉に涙腺崩壊でした。。。

今まで教えをしていた時に「何でできないの?」「覚えるのが遅い!」などと言ってしまっていた自分が恥ずかしくて猛反省をしました。指導者として耳が痛いお話も頂けて改めて子供達を育てる事が楽しみになりました。
この様な機会を頂けました事に感謝致しますと同時に我々講師陣もさらに精進して参ります。

8月のお話『お家では耳力を育てよう!』

よく親御さんから「バレエが早く上手になるにはおうちで何をしたらよろしいでしょうか?」と言う質問をされます。その答えは「お家で聞く環境を作って下さい。テレビを消して音楽を聴く。YouTubeを消してラジオを聞く。車内ではDVDを消してお話を聞く。(会話してねという事)」です。最近では目で見る機会がとても多く、耳だけで聴く環境が少ないと感じております。踊りは見るものですが踊り手は音楽を聴く耳力が何よりも大切です。『踊りとはみえる音楽』とも言われているほどリズム感が1番大切です。聴く力それがリズム感が身に付き体が素直に動き脳が動き始めます。ぜひ耳を育てていただきたいと思います。

7月のお話し 『6月テストを終えて』

この6月終わりにJBクラス以上はテストがありました。テストではよくできたかできなかったかだけを見るのではなく、失敗した後どう巻き返すか?そこを1番見ています。嫌になって諦めてしまう子、立ち止まってしまう子、そこを克服し、すぐに元に戻る練習も含めテストを行っております。またバレリーナとしてのマナーや所作は出来ているか?音楽が鳴っている最中に髪やマスクをいじっていないか?バレエは動くものと思われがちですがまずは止まることができて初めてしなやかに踊ることができます。徐々にそういうことを身に付けていけるようにしましょう。テストの時に1人ずつマスクを外しての審査もありました。皆の久しぶりの全身ならぬ全顔笑顔を見ることができてこちらまで笑顔いただけました。笑顔って魔法ですね。7月もマスクの下で笑顔で頑張っていきましょう。(暑いけれどね)

6月のお話し 『稽古は強かれ、情識はなかれ』風姿花伝より

稽古はどんなにしてもし過ぎる事はない、しかし、ウヌボレはなくせ。

という意味だそう。これは能の世阿弥が書いた風姿花伝の一節です。亡父観阿弥から受けた能という芸を徹底するという底のものそれが『風姿花伝』。世阿弥はさりげなくこの一文を記していますが、これは能に限らず、何の芸にあっても、学問でも仕事でも、全てに通じる人生訓に通づると思いました。私も指導者であっても常に精進して行きたいです。
『稽古は強かれ、情識はなかれ』

5月のお話し 『瞑想による効果?』

チコバレエアカデミー  では小学生(JB以上)のクラスではお稽古の始まりに『瞑想』を行っております。ほんの数分ですが、今ココに集中をする為、また遅刻してきた子も焦りを捨て去ってもらう為にも有効と考えています。併せて我々講師陣も都度リセットできていますのでレッスンの質が上がります。実際はストレッチと合わせての?!初歩的なものではありますけれど。。
この2年間継続してきてこんな効果を感じています

集中力が上がりバレエのパ(振り)覚えが早くなった
ヒステリックな子が居なくなった
他人へ対する思いやりが明らかに増して愛がいっぱいになっている
自発的に行動が出来る様になっている
難しい問題が起ってもキチンと向き合って解決していける様になって来た
怪我をしにくくなった

バレエの踊る時間がほんの少し少なくなりますが数分間この瞑想を取り入れる事は自分自身と向き合う大事な時間になると感じています。今年1年間の子供達の変化をそっと観察していて下さいね。

4月のお話 『本物に触れる』

新年度、心機一転どうぞよろしくお願い申し上げます。
このコロナ禍になり親御さんからお月謝は現金の手渡しでは無く銀行引き落としやカード払いはできませんか?とのお問い合わせが多く来ております。チコバレエアカデミーではお月謝袋を生徒と先生間で『来月もよろしくお願いいたします』『ありがとうございます』と本物の現金の授受をしております。本物の感謝を本物の現金に乗せる事により気持ちのやり取りが伝わると思っておりますのでまだ当分この方法を続けさせて下さい。

気持ちが動けば体が素直に動き出します。病は気からとあるようにまずは気を心を動かすことが物事の始まりだと感じております。皆様お手数ではありますがご理解のほどお願い申し上げます。

3月のお話 『バレエ道』

柔道、剣道、合気道、茶道、書道

これらに共通する事はなんだと思いますか?

「呼吸」ではないでしょうか。準備の時に吐くのか吸うのかまたは止めるのか、それにより結果が大きく変わってきます。特にイメージしやすいのがアラベスク(飛行機のポーズ)は後ろ足が「書道のシンニョウ」の様に息を抜いてはらうように、、、というと皆美しいアラベスクが出来るようになります。

だからこそバレエも日々鍛錬、規律正しく、上下関係もあり、呼吸と密接な関係があるこれこそ バレエ道といってもいいのでは。。と思う今日この頃でした。

2月のお話 『生きるとは揺れること』

しっかり生きなくてはと思い揺れを止めようとするとかえって硬直してポキッと弱く脆く折れてしまうのですね。程よく揺れて行きましょう生きましょう。揺れた空間が心の空間を作ってくれると思いますし揺れたらまた戻れるから。いつでもここで私達は待っていますよ。

2021年 1月のお話 『お稽古』

2021年令和3年 1月1日 『お稽古』
お稽古とは「古(いにしえ)を稽(かんがえる)」という意味で、古から学ぶ事です。又稽古と練習の違いは?練習は自己流 稽古は師匠について一流を目指す という様に過程が違ってきます。
クラシックバレエの歴史は古く約600年程ある(パリオペラ座は360年の歴史)芸術です。辿り着くことのできないであろうこの歴史の道のりとずっと対話しながら常に反省しながら前へ進んで行きたいものです。

12月のお話 一年の終わりに

この一年は何だか空虚感のある一年でしたが、精神的にも肉体的にもストレスの掛かる事が多かったと思います。そんな中、諦める事なく新しい工夫、新しい知恵を皆さまから頂きながら試行錯誤しながら一年を終えようとするところまで来られました。本当にありがとうございました。一人ではここまでは来られませんでした。“生きる為”に芸術は必要無いかもしれないけれど“生活する為”には芸術は必要という事に改めて気が付かせてもらえました。コロナのせいで、、ではなくコロナのお陰で“出来る”が増えました。いつもの同じ場所でいつもと同じ時間にいつもと同じ仲間達に会える という平凡な事が1番最高に幸せという事に気が付かせて貰えました。毎日 『ありがとうございます』といってさよなら出来る事が有難い事、こうして日常が戻ってきている事、有難い幸せです。人生は思いの外短いです。どんな人と出会えるかって人生の中で限られていると思います。こんな大変な時期に皆さんと出会えていられた奇跡に感謝して残りの1ヶ月たっぷり1分1日を大切に丁寧に過ごして歩いて行きたいです。歩くって『少し止まる』と書くのですね。少し立ち止まりながら歩いて行きましょう。今年一年ありがとうございました。

チコバレエアカデミー 主宰 山本千湖

11月のお話 心の免疫力アップ

心の免疫力を強化する事が出来るというお話。
「感情は90秒で消える」そうです。その後に続くのは感情が思考に変わってしまい、人はその思考に縛られやすいという事。もし怒ってしまっても本来は90秒で終わっているという事。それ以上は勝手に思考が怒っていると言う事。

この 思考 から離れて行けるといいですね。脱同一化 目指して心の免疫力をあげられる様日々精進ですね。

10月のお話 幸せは2つある

1、追いかけて手に入れる幸せ
2、今ある幸せに気がつく

どちらも私達は手に入れていると思います。でもまずは2、の今ある幸せに気がついている人は1、の努力して追い掛ける幸せをもっと早く確実に手に入れられると思います。今を生きましょう。行きましょう。

9月のお話 3種のホルモン盛り合わせ

食べるホルモンではありません!

●ドーパミン(快感、褒められる、恋)→過剰になると依存になる
●セロトニン(安心、瞑想、バレエの様な運動)→無くなると不安、うつ病発生
●オキシトシン(繋がり、ペットと戯れる、誰かに感謝している時)

この3つのバランスが揃って人は初めて 幸せ を感じるそうです。

8月のお話 心の器

レッスンの始まる3分間は集中力を上げるためにも瞑想を行っております。

今ある気持ちを受け入れ入れる、へぇーそうなんだーと思う理解できない言動する人に対して、何か事情があるのかもしれないなぁと言う

受け止める器を育みたい

受け止める器が大きく育つと生きていくことが楽になる。畜生と戦わないで受け入れていく。安全な場所で少しずつ鎧を脱ぐ練習 鎧を厚着しないでで器を大きくしていく。

安心安全な場所を私達は準備しております。

7月のお話  心の知能指数 「EQ」って何?

[EQ ] Emotional lnrelligence Quotient の略で[心の知能指数]と表現します。

EQの能力とは

●自分自身を動機付け、挫折してもしぶとく頑張れる能力

●衝動をコントロールし、快楽を我慢できる能力

●自分の気分をうまく整え感情の乱れに思考力を阻害されない能力

●他人に共感的規模を維持できる能力

IQ「知能指数」よりもEQ「心の知能指数」が現代社会では必要とされているそうです。

IQは先天的、EQは後天的に向上させる事が可能です。バレエやスポーツはEQを上げるのにとても役立つと思います。