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2025年12月のお話『パリオペラ座へ』

12月のお話『パリオペラ座』へ

今週末、パリ・オペラ座へ行って参ります。
当教室の生徒だったレイラさんが、パリ・オペラ座バレエ学校に入学して3年目を迎え、今年もデフィレと発表会に出演いたします。通常はご家族でもなかなか入手できない貴重なチケットを譲っていただき、観劇できることに深く感謝しております。
先日彼女が日本に帰国した際、多くの方から「オペラ座は大変でしょう」「辛くない?」「努力しているのね」と声をかけられていました。それに対して彼女は、「好きなことなので、何でもないです。足にまめができても、皮がむけて血が出ても、むしろ楽しいです」と笑顔で話していました。
その言葉がとても印象的でした。
30年間指導を続ける中で、私が強く感じていることがあります。
それは、どんな才能よりも“好き”という気持ちが人を成長させるということです。「努力って何ですか?」と言えるほど“好き”が勝っていること。
誰に何を言われても揺るがない“情熱”。
それこそが、時には人生さえも動かしていきます。
100人いれば100通りの「好き」があります。それがどんな分野であっても、皆さんそれぞれが自分の「好き」を見つけ、伸ばしていけますように。
私自身もそのお手伝いができるよう、来年も精一杯指導に励んで参ります。

今年も一年ご一緒に過ごせた事に感謝申し上げます。

山本

11月のお話『香港ディズニーランド』楽しい♪

昨年9月から香港ディズニーランドでダンサーとして活躍されている、門馬美沙希先生にお会いしてきました✨

門馬先生はかつてキエフ・バレエ団に所属されていましたが、あの戦争の影響でやむなく日本へ帰国されることに…。
それでも前を向き、「いつかディズニーランドで踊りたい!」というもう一つの夢を叶えるため、指導の傍らで努力を重ねてこられました。
そしてついに、その夢を実現!
香港ディズニーランドという世界のステージで、笑顔と感動を届けるダンサーとして輝いていらっしゃる姿に涙涙🌈✨
一つの道を極めながらも、新たな夢に向かって挑戦し続ける先生の決断力と行動力は本当に素晴らしく、心から尊敬します。
生徒たちにも、きっとその姿が素敵なお手本になることと思います。

 

すっかりディズニーランドを楽しみつくしました♪キャストの皆さんのショーやパレードが身体中から溢れ出している踊りこそが私達ゲスト側が心から楽しめていたのですね。人生の想い出に残る機会をありがとうございました。

※追伸
今年香港ディズニーランドは20周年で特別なショーやパレードが目白押しです。どうぞ皆様年内に遊びに行ってみてください♪

10月のお話『100回聞かれても笑顔で答えます‼︎』

先日ある道路を走っていましたら、こんな看板を見つけました
↓↓

素敵なパソコン教室ですね。
うちも真似して今年の残りの3ヶ月(とは言わず今後も)生徒達から100回聞かれても笑顔でお答えしようと思います。心を鬼にして( ◠‿◠ )を目標に指導を頑張ります笑。何度でも聞いて下さい。
そういえば聞くって3つあるのですね。①hear②ask③listen to
聞こえてくる〜ではなく自らどんどんお話を聞いて尋ねてそして音楽を聴いて素敵な踊り手さんになっていけます様に♪

9月のお話『教養と教育』

朝ドラのあんぱんに登場の六原永輔こと永六輔さんのお話で高齢者に必要なのは『教養と教育』なのだそうですね。
きょうよう がある

きょういく ところがある
という話。これはたまげた。面白いお話を聞くことができました。さらには股関節は「感情が溜まる」と言われるのですって?!
歳取ると(取らなくても)ヒステリックになるという所以は股関節に要因があったのかもしれません。股関節を動かすと心も身体も解放されます。まだ暑い9月ではありますが年末に向けてシコ踏んで気張っていきましょう。

8月のお話『踊る哲学』

来る8/10(日)に師匠である佐藤良寛先生の佐藤バレエ55周年公演にこの度我が生徒8名+私山本も出演させて頂ける事になりました。そのお稽古に出向き私も生徒達と共にバーレッスンを受けリハーサルに臨みました。
ある2人姉妹がバレエ鑑賞に行き素敵なバレリーナの踊りを見て憧れて自分達もバレリーナを目指し夢叶える。という師匠の義息子であるミシューチン先生がオリジナル作品を作られました。その憧れられるバレリーナ役を我が生徒達が演じます。また私の先輩のお弟子さん達も同じ役でご一緒させていただきます。20年ぶりに一緒の舞台に立てる幸せ中です。毎回のバーレッスンで自分と向き合う。まるで瞑想しているような空間に陥ります。まさに踊る哲学です。この積み重ねが、自分力と言うものを上げていくのでしょうか。目を開けていると、他人に気が向いてしまいますが、踊っているときは目を開いていてもまるで目をつぶって踊っているかの様な心地よい状態になるのです。そして心が整い身口意一致となり説得力のある発言者になっていけるのでしょう。それを我が師匠我が弟子達と共有できることに幸せを感じます。幸せってつかむものではなく感じるものなのですね。
どうぞお時間のある方は見にいらして下さいませ。
▪️佐藤バレエ55周年公演
▪️2025/8/10/(日)
▪️春日部市民文化会館(正和工業にじいろホール)
▪️開場15:30 開演16:00 終演18:00予定
▪️チケット無料但し指定席
お問い合わせcontact@chicoballetacademy.jp

7月のお話『孤独を経験しよう』

自分探しの旅に行く。 とよく聞きますがそれはつまりどういう事?自分と出会えるのは孤独の中で見つけるものではないでしょうか。孤独になれない人は自分に成ることもできない。辛い痛いと避けていないで自分の存在くらいは自分で抱きしめられるようになって欲しいな。SNSで繋がらないで孤独を経験してみよう。案外心地よいものです。

6月のお話『人徳のある人』

次へのステップに進む為に生徒が卒業する事になりその為にたくさんの人々が会いにきて下さっていました。こんなに人に愛される人ってきっと素敵な踊り手さんになれるのだなと思いました。まさに人徳のある人です。しかし逆に考えるとわざわざ足を運んで会いにきて下さった方こそこれまた人徳のある人なのだなとも思いました。こうして「人が繋がる」ことによって、精神的な支えになり、困難を乗り越える力や、新しい情報やアイデアを得る機会を頂けたり、社会的なつながりを通して幸福感も高まるのですね。
今までの卒業していった生徒達に恥じる事のない様、幸せいっぱいのチコバレエアカデミーであり続けて行く所存です。ここまで育てて来て下さり有難うございました。

5月のお話『失敗という経験を増やそう』

4月から新学期が始まり、緊張や不安の中、新しいクラスで先輩方が迎えてくれました。姉の立場になったら先輩らしく立ち居振る舞いが変わっていました!学生のうちに経験する失敗は先生よりも教科書よりも先生です。成功しようと思うと失敗します。これ本当。自分が今何をやるべきか?を見つめて考えて捉えて話さなければ自ずと成功は向こうからやってくるものです。バレエで例えるなら(脚を)あげようと思うな、道のりを正しく伸ばせ。飛ぼうと思ったらダメ、伸ばすと考えよ。回ろうと思ったらダメ、立とうと思え。答えは非常にシンプルです。『やろう』としてはダメ。『やらない』でやる。難しいですね笑とにかく失敗を失敗と気が付ける自分で在あります。

 

4月のお話『失敗しないのは…』

失敗しないのは、挑戦していない証拠。
この春でコンクールクラスを卒業する生徒。私の算段ミスもありまた本人も最後のシェネで失敗してしまったにもかかわらず一位を頂けました。最後まで諦めないで腐らないでポーズをしっっっかり止まれた結果、一位というご褒美を頂けました。おめでとう‼︎自分らしいバレエとの付き合い方を見つけ進んでいける事良いですね。
そんな先輩方の背中を追いかけて新年度からも皆さんでまた新しい扉を開いて行きましょう。

3月のお話『進歩とは?』

進歩、早く進歩したい進歩とは歩いて進むと書くのですよね。
早く結果を出したい歩いて一歩ずつその中での体験、気付き そのプロセスに意味がありプロセスそのものを大切にすること。慌てないで、でも諦めないで。プロセスそのものを楽しむ。急ぐのをちょっとお休み、立ち止まってみましょう。私達はいつもレッスン前に3分間の瞑想をしています。3分間瞑想は自分とのデート時間。体の様子、心の様子、今この瞬間の呼吸は?そこで見えてくるものと出会えたらもう大丈夫。歩いて進んで行きましょう。時に走ってみてまた歩きましょう。

2月のお話『食べ方、喋り方が踊りに出る』

あっっという間に発表会も終わり1月が終わりました。舞台が無い期間の今こそバレエ基礎を磨く最高の時期です。バレエの基礎、踊りを磨く為には何が必要でしょう??それはご飯の食べ方、喋り方を綺麗にするです。
すると、、あっっという間にキレイに変わります。最近よく、『マジィ』『めっちゃ』『ガチで』『腹減った』などなど小学生から頻繁に聞こえてきます。また、『お箸の持ち方』や『肘の位置』や『口を閉じてもぐもぐする』など所作もぜひ2月はお家で食べ方、喋り方丁寧月間にしてみてくださいね。

1月のお話『2025年 巳年』

あけましておめでとうございます
巳年は新しい挑戦や変化、成長、変革を象徴する年とされているそうですね。
早速年初めにアカデミー開校以来初めての 白鳥の湖 全幕という大作に挑戦の幕開きとなりました。
この日を迎えるまでの日々のお稽古、長い振付、演技力を会得する事。臥薪嘗胆の如く、痒みを我慢し、咳、瞬きをも止め静止する忍耐力、周囲と合わせる連帯感など身に付けてきました。ここまでバレエに没頭できる環境を作ってくれた皆様有難うございます。そして何よりもここに至るまでの18年間アカデミーを築き上げてきてくれた諸先輩方に感謝です。

まずは健康第一にそして変化を恐れることなく受け入れ進んでいけます様本年も宜しくお願い申し上げます。

2025.1.1

山本チコ

12月のお話『走らない12月』

今月の目標『走らない』で参ります。振付は11月にまとめ上げ今月は少しでもゆとりを持って時間配分してゆきたいと思います(リハ押してスミマセン汗)
そして今年一年ここまで時間を共に運んできて下さいました皆様へ感謝申し上げます。ありがとうございました。あと1か月有意義に過ごせます様に。

11月のお話『present』

presentを辞書で調べてみると『現在』なのですね。今まさにこのいっ時が在ると言うことが贈り物なのでしょうね。そう思うと本当にこの一瞬を大切にしたいと思えてきます。只今来年15()に上演する『白鳥の湖 全4幕』のリハーサルを日々行っております。ゲストの方々にお越し頂いたり生徒達も毎回新しい振付が付くたびにしっかりと覚えて行ってくれています。そして、今回の白鳥の湖に登場する悪役のロットバルトには私山本の師匠である佐藤良寛先生にご出演頂くことになりました。まさに『現在』出来ることを出来る限りやる、この想いで先生に少しでも恩返しができたらと思いお声がけさせて頂きご快諾頂けました。師匠といわゆる孫弟子にあたる我が生徒達と共に同じ舞台を踏める事に感謝して『白鳥の湖』を創って行きたいと思っております。『現在』の毎回のお稽古を大切に本番は皆様にpresent(贈り物)できましたら幸いです。どうぞお楽しみにしていて下さい。

10月のお話『姉妹14組』

気が付けばこのチコバレエアカデミーでは姉妹が14組もいます!これは凄い数です。こんなに姉妹がいてくれている事が嬉しいです。姉(妹)が先に習っていて、良いなと感じてくれたからこそ2人目ちゃんも同じ場所に通わせようと思って下さったですよね!(3人目ちゃんも居ます)。これは我々講師陣にとって励みになります。嬉しい限りです。姉妹と言っても性格は全く違っているという不思議。同じ親からなのに何でこんなにも性格が違うのでしょう。面白いですね。きっと姉妹兄弟助け合いをして一人前になっていけるのでしょうね。また、バレエってレオタードなのでほぼ裸みたいなものですからいわゆる裸の付き合いになっているのか一人っ子ちゃんは一人っ子ちゃん同士姉妹かの様に仲良くも喧嘩してという良い人間関係を築いているなと感じます。裸の付き合い、心を開いていられる付き合い、この環境を作ってくれている親御さん、先生方に感謝しております。
発表会の練習が始まり、姉妹間で同じ事を同じ時間を共有できる幸せ、そして我々も生徒達皆さんと毎回のリハーサルを重ねて白鳥の湖の作品が出来上がっていく日々が幸せです。素敵な毎日を有難うございます。
■白鳥の湖 全幕公演
■2025年1月5日(日)15時半開演予定
■めぐろパーシモンホール
■チケット販売11月〜開始
お楽しみに‼︎